ポリ袋やショッパーの
デザインアイデア8選
デザインの注意点も
解説

8 Design Ideas for Plastic Bags and Shoppers
Explanation of Design Points

お店でオリジナルのポリ袋やショッパーを作るときに、おしゃれでかっこいい印象を与えるデザインにできれば、お客様に好印象を与えられます。しかし、普段デザインをしない方にとって、オリジナルの袋を作るときにどうすればお客様に印象付けるデザインになるのかという点は悩みどころでしょう。

この記事では、ポリ袋やショッパーのデザインアイデア8つと、デザインを作る際の注意点について解説します。お客様に渡す袋をお店のブランド作りに活用したい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

1. お客様に渡すポリ袋やショッパーの
デザインが大切な理由

お客様に渡すポリ袋やショッパーは、包装資材としてだけでなく、広告宣伝にも使えるアイテムです。ポリ袋やショッパーのデザインに気を遣うと、以下に挙げる2つの効果が期待できます。

・持ち歩いてもらうことで潜在顧客にアピールできる
ポリ袋やショッパーのデザインにショップの名前・ロゴが入っていると、お客様に袋を持ち歩いてもらうことで潜在顧客にアピールできます。

お客様は袋を手に提げたまま商業施設・イベント会場内を見て回ったり、帰路に電車を利用したりするでしょう。お客様が持ち歩く袋は自然と周囲の人の視界に入り、ショップを知らない潜在顧客に対してショップの宣伝や興味をかき立てる役割を果たします。

・素敵なデザインの袋は顧客ロイヤルティを上昇させる
ポリ袋やショッパーのデザインが素敵であれば、顧客ロイヤルティを上昇させられます。

顧客ロイヤルティとは、お客様が特定の企業・ブランドに愛着や親しみを感じることです。素敵なデザインの袋は、お客様がショップに感じる魅力の一部となり、「ショップのファンで良かった」という満足感も与えられます。

2. ポリ袋やショッパーのデザインアイデア8つ

ポリ袋やショッパーのデザインを作ろうとしても、なかなか具体的なデザイン案を出せずに悩む方は多いでしょう。

以下では、ポリ袋やショッパーのデザインアイデアを8つ紹介して、魅力や工夫するポイントを紹介します。

ロゴだけを配置する

袋の目立つ部分にロゴだけを配置するデザインは、見る人の視線をロゴに集められるため、ロゴの認知度を高められます。

ロゴだけを配置する際は、ロゴの大きさと配置する場所をよく考えることが大切です。袋の真ん中に配置する以外にも、端近くへの配置や、あえてマチに飛び出すように配置するとオリジナリティを出せます。

また、ロゴを繰り返し配置するというデザインもあります。繰り返し配置のロゴは柄模様のようになり、華やかな印象を加えてくれるでしょう。

2-2. 文字を四角く囲む

文字を四角く囲む

ショップ名などの文字を四角く囲むと、余白部分と文字部分を区切ったような見た目となって文字を適度に強調できます。シンプルであるものの、線の形状や太さを調整するだけで印象を大きく変えられるデザインです。

デザイン案としては「線を文字よりも太く、もしくは細くする」「囲み線を二重にする」「囲み線に装飾を付ける」などがあります。四角にこだわらず、曲線や波線を取り入れたり、文字の上下にラインを引くように囲ったりするデザインもおすすめです。

2-3. 左右に大きく縦で文字を配置する

左右に大きく縦で文字を配置する

袋の左右に寄せて、文字を大きく縦に配置するデザインです。左から右へと読む英字もそのまま縦に配置することで、見た人に「どう読むのだろう」と読み方を考えさせて、ショップへの興味を持つきっかけを作れます。

日本語のショップ名・ブランド名やキャッチコピーも、縦に配置するデザインを検討してみましょう。キャッチコピーを入れる場合は、キーワードとなる言葉のフォントサイズを大きくしたり色を変えたりすると、重要な部分を目立たせられます。

2-4. 縦組みと横組みを混ぜる

縦組みと横組みを混ぜる

袋の左右や上下に文字を寄せつつ、縦組みの文字と横組みの文字を混ぜるデザインです。文字を読む方向が途中で切り替わることで、長いショップ名やキャッチコピーにもメリハリを付けられます。

縦組みと横組みを混ぜるデザインでは、文字の大きさや面に対する占有率を考えることが大切です。文字を大きくするとインパクトが強くなるものの、占有率も高くなり、落ち着いた印象を与えにくくなります。反対に文字を小さくすれば、おしゃれで落ち着いた印象を与えやすいものの、インパクトは弱まります。デザインとして主張しつつ、おしゃれさを損なわないバランスを意識しましょう。

2-5. 1文字ずつ文字の大きさを変える

1文字ずつ文字の大きさを変える

ショップ名などの文字を1文字ずつ大きさを変えて配置すると、オリジナルのデザインが簡単に作れます。文字だけを入れる場合であっても、1文字ずつ文字の大きさを変えればポリ袋やショッパーのインパクトを強められるでしょう。

1文字ずつ文字の大きさを変えるデザインでは、最初の文字を必ず大きくすることが大切です。最初の文字が特に大きくなっていれば、見た人にどこから読み始めればよいかを示せます。文字が極端に読みにくくなっていないかなど、バランス面も考えて制作してください。

2-6. 写真を前面に配置する

写真を前面に配置する

ショップの外観・内装の写真や、商品などの写真を前面に配置するというデザイン案もあります。写真は情報を視覚的に届けられる媒体であり、見た人が写真を通して伝わるイメージからショップや商品に興味を持ってくれることが期待できます。

写真を前面に配置しつつも、ショップ名やロゴなどの配置も忘れないようにしてください。大きく印刷した写真の下にショップ名を入れて、写真とショップを関連付けて記憶してもらうとよいでしょう。

2-7. 写真の枠をはみ出すように文字を入れる

写真の枠をはみ出すように文字を入れる

写真と文字を使うときには、写真の枠をはみ出すように文字を入れるというデザインもおすすめです。文字が上層にあり、写真が下層にあるという見た目の構造になって、デザインに奥行きを加えられます。

写真の枠をはみ出すように文字を入れるときは、写真の色と文字の色が被らないように注意しましょう。文字に影を付けたり、袋文字にしたりといった方法も効果的です。

2-8. 背景に柄を入れる

背景に柄を入れる

ロゴ・文字の背景は、無地のままだと落ち着きが感じられ、柄を入れると華やかな見た目になります。ショップ・ブランドのイメージとしてポップさやカジュアルさを印象付けたいときは、背景に柄を入れるとよいでしょう。

背景に柄を入れるときは、ショップのロゴ・文字を目立たせる必要があります。「ロゴ・文字の部分だけを四角く切り抜く」「文字を大きく白色にして、柄の中で浮き上がるように見せる」などの方法があります。

3. ポリ袋やショッパーに入れる
デザインの注意点

ポリ袋やショッパーにデザインを入れるときは、下記の注意点を押さえましょう。

高級感を出すデザインを作るコツ

おしゃれさを感じさせるデザインには高級感が欠かせません。高級感を出すデザインのコツを3つ紹介します。

  • フォントサイズは普通~小さめにする
    ショップ名などのフォントは読みやすさを保ちつつ、控えめなサイズにすると落ち着きのあるデザインにできます。
  • 色数は少なくする
    色数はなるべく少なくして、黒・グレー・白のように彩度のない色、もしくは彩度の低い色を使うと高級感が出せます。
  • 空白を十分に設ける
    空白を十分に設けたデザインは、見る人に余裕を感じさせます。空白の中に配置したショップ名やロゴに視線を誘導させる効果もあります。

ポリ袋への印刷のコツ

特にポリ袋への印刷では、下記のポイントに注意してください。

  • 印刷データの線の太さに注意する
    ポリ袋への印刷で一般的に使われるグラビア印刷の場合、細すぎる線は印刷できない可能性があります。事前に、線の太さは何mm以上にすればよいかを業者に尋ねましょう。
  • マチの回り込みに注意する
    マチは袋を開いたときに折れる部分であり、デザインの見え方が変わる可能性がある点に注意してください。マチの位置が底面にあるか、側面にあるか次第で、デザインの作り方を変える必要があります。
  • 印刷の色は袋の色に影響を受ける
    ポリ袋自体に色が付いていると、印刷の色が影響を受けて見え方が変わります。カラー付きの袋に印刷したい場合は、業者に色の使い方を相談したり、サンプルをよく確認したりすることがおすすめです。

まとめ

ポリ袋やショッパーは単なる包装資材というだけでなく、ブランドをお客様に印象付ける広告としても機能します。単純にロゴを配置するほかにも、文字組を工夫する、写真を配置するなどデザインパターンはさまざまですが、ブランドイメージに合ったオリジナルの袋を作りましょう。

オリジナルのパッケージや包装資材を制作したい方は、清水化学工業をご利用ください。個人商店から有名なお土産店、チェーン店まで幅広いお店の袋を制作しております。もしデザインに迷われている場合、原稿作成の代行も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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